試合運営規定
試合運営規程
第1章 目的
(目的)
第1条 この規程は、前橋早起き野球協会規約(以下「協会規約」という。)第4条第1号の規定に基づき、本協会が実施する事業(リーグ戦)について、運営上必要とされる事項を定めるものとする。
第2章 試合の運営
(リーグ構成)
第2条 リーグ構成は1部から4部までは各部12チームとし、5部については1部から4部までに属さないチームを所属チームとする。
なお、加入チーム数の増減によっては、リーグ構成等を変更する場合がある。
(新規加入)
第3条 新規加入チームは、初年度においては5部に所属するものとする。
(リーグ戦の方式)
第4条 1年を前期リーグ、後期リーグに分けて実施する。前期リーグ(4月から8月第1週まで)は総当たり1回戦を行い、上位(1位から6位)、下位(7位から12位)を決める。後期リーグ(8月第2週から10月第2週)は前期の上位チーム同士、下位チーム同士でリーグ戦を行い順位を決定する。
なお、5部リーグについては前期、後期を通じて総当たり1回戦のリーグ戦を行い、1位から最下位までの順位を決定する。
また、前期、後期の日程については、天候等の事情による試合の消化状況を勘案し、変更することがある。
(リーグの入替え)
第5条 リーグ戦の入替えは各リーグにおいて、当年度優勝・準優勝の2チームが翌年度上位リーグへ昇格し、最も順位の低い2チームが下位リーグへ降格する。ただし、翌年度最初の組み合わせ会議の前日迄に、退会チームが出た場合は、降格チーム数等が変更になることがある。
2 第8条の規定による試合数を消化できないチームは、ポイント数で優勝、準優勝に該当しても上位リーグへの昇格はできない。その場合、次位チーム以下を繰り上げて昇格させることとなる。
3 1部リーグの優勝・準優勝チーム、5部リーグの最も順位の低い2チームについてはリーグの変動はない。
(運営責任者と役割)
第6条 各リーグ内に運営責任者としてリーダー及びサブリーダーを置く。リーダー及びサブリーダーは毎年リーグ内から互選により選出され、成績集計・リーグ運営等を行うものとし、次の事項を処理する。
(1) 毎月行われる試合の組合せの推進
(2) リーグ内の試合結果及び成績の集計
(3) 年度末の成績集計会議でチーム及び個人表彰の候補者の決定
2 各リーグのリーダー、サブリーダーは成績集計上において疑義のある場合は各チームよりスコアブックを取り寄せ、チーム間の記録を確認することができる。 3 リーグ内の試合結果集計上の疑義、その他の問題等が発生したときは、リーダー、サブリーダー及び当事者間で協議するものとする。ただし、本規程等に関する事項、解決できない事項等については役員会に報告し、裁定を仰ぐものとする。
(順位決定方法)
第7条 リーグ戦の順位は第4条の規定により、1部から4部については前期リーグの上位チームが1位から6位までを、下位チームが7位から12位までを決定する。5部については1位から最下位までを決定する。
2 順位の決定にかかわるポイント数は勝が2ポイント、引き分けが1ポイント、負が0ポイントとする。また、勝敗にかかわらず試合を消化した場合は1ポイント加算する。なお、不戦勝の場合は試合を消化したものとみし、1ポイント加算する。
ポイント早見表
区 分
ポイント数
勝 ち
3(2+1)
不戦勝
3(2+1)
引分け
2(1+1)
負 け
1(0+1)
不戦敗
0(0+0)
また、年間のポイント数が同ポイントの場合は次の順により決定する。ただし、
下記(2)の計算において、不戦敗がある場合は試合を消化したものとして計算するものとする。
(1) 試合数の多さ
(2) 勝率(同試合数の場合)
(3) 対戦成績
(4) 総得失点差(不戦勝がある場合は、得点0として計算する。)
(5) 抽選
3 1部から4部リーグにあっては、第4条に規定する前期下位(7位から12位)チームの年間を通じたポイント数が、上位(1位から6位)チームの年間を通じたポイント数を上回ったとしても前期上位チームの順位に影響しない。
(試合の編成)
第8条 試合の編成は毎月上旬に行われる組合せ会議において、次回開催される組合せ会議までの分を作成する。
2 年間の試合数は、1部から4部リーグは12試合以上、5部リーグは参加チーム数マイナス3試合以上の消化をしなければならない。
なお、試合数を消化できないチームは、ポイント数で優勝、準優勝に該当する場合であっても協会規約第4条第2号ウの規定により全国大会への推薦、関東大会の代表決定戦への出場、及び本規程第5条の規定による上位リーグへの昇格はすることができない。ただし、雨天中止の多い場合や対戦チームの組み合わせ不都合により、試合数が未消化の時は、役員会で当該チーム等から事情を聴取し、裁定をする。
3 1チームの不戦敗が年間リーグ戦の試合数の3分の1以上あったチームは、役員会で事情を聴取し、協会規約第9条に該当すると判断された場合は、翌年度のリーグ戦に参加することができない。
4 組み合わせた試合は雨又はグランド使用禁止以外は変更できない。
(試合運営の取り決め事項)
第9条 試合回数は7回とし、試合開始時間は午前6時とする。試合は先発メンバー8名でも成立することとするが、午前6時までにメンバー(8名以上)がそろわない場合は不戦敗とする。なお、先発9名で試合を開始し、途中1名減により8名になる場合も試合は成立することとするが、減になった者の打順がきたときは1アウトを追加し試合を続行する。試合は1時間30分を超えて新しいイニングに入らない。ただし、同点の場合は時間内の延長イニングを認める。
2 小雨の場合、降雨状況及びグランド状況により試合が可能である場合は原則として試合は実施する。
3 試合当日が降雨等の場合、試合の実施、中止は原則として試合会場で両チームが協議し決定すること。この場合、両チームとも試合の成立に必要な人数が集合なければならない。ただし、試合の成立に必要な人数が集合していない場合であっても、両チームの責任者(連絡責任者、監督、主将)同士で承諾すればこの限りではない。
また、協議する相手チームが試合開始時間までに会場にこない場合は、降雨、グランド状況等にかかわらず相手チームの不戦敗とする。
4 降雨等による試合の実施、中止は前3項により当日行われるものであるが、連日の降雨や、台風等によりグランドの状況が使用不可であったり、強い降雨が予測される場合は、前日であっても両チームの責任者(連絡責任者、監督、主将)同士で協議のうえ決定することができる。
5 降雨その他の事情により試合が中断し続行不可能となった場合、先攻チームが負けている場合は4回表まで、後攻チームが負けている場合は勝ち越し点が入った時点又は4回が終了した時点で試合成立と見なす。試合が成立しない場合は、再試合とする。
6 審判員の判定に対し異議の申し立てを認めない。ただし、判定を下すに当たり審判員は両チームの監督の意見を求めて判定をくだすことがある。
7 試合中のファウルボールは打球方向のベンチ側のチームが処理し審判員に戻すものとする。
8 試合終了後は両チームでグランドを整備すること。
9 未登録選手が発覚した場合は不戦敗となる。
10 グランド使用料は両チームで折半して支払うこと。
11 不戦敗チームはグランド使用料を2チーム分支払うものとする。
12 試合ボールはトップボールM号を大会公認球とする。
13 規定打席は1試合2とし、不戦勝の場合はその試合を除き、不戦敗は入れる。
14 本協会の審判料は1試合1チーム1,500円とし、試合をした月の翌月の組み合わせ会議時に納入すること。
15 本協会の審判付きの試合で不戦敗のチームは審判料2チーム分(3,000円)を支払うものとする。
第3章 EDH制の採用
(EDH制)
10条 本協会のリーグ戦については、EDH制の採用ができる。ただし、次の条件とする。
(1) EDHの打順は1番より10番までの間で、自由に選ぶことができる攻撃のみの選手とする。
(2) EDHの選手に代打、代走を送ることができる。
(3) EDHの選手も途中から守備につくことができる。その時、打順は変わらず攻撃に参加できる選手となる。
(4) EDHの選手が守備についている選手と交代して守備についた場合、守備につていた選手は、攻撃のみのEDHになるか控えに回るかのいずれかになり、控えに回る場合は、他の控えの選手がEDHの選手として新たに出場する。ただし、打順は変わらない。
(5) 一度守備についた選手が攻撃のみのEDHとなる場合は、二度と守備には戻れない。
(6) 試合開始前にEDHの採用をするか、採用しないかを相手チームに申告する。
EDHを申告したチームは、試合終了までEDHを採用しなければならない。なお、試合途中からのEDHの採用はできない。
第4章 (危険防止)
(ヘルメット等の着用)
11条 本協会は打者及び走者のヘルメット並びに捕手のヘルメット及びレガース等の着用は強制しないが、安全面を考慮し着用することが望ましい。
なお、関東及び全国大会等の上位大会においては着用が規定されているので、出場するチームは準備のうえ出場することとする。
附 則
この規程は昭和37年3月1日に施行する。
平成27年3月5日一部改正する。
平成28年3月3日一部改正する。
平成30年3月2日一部改正する。
平成31年3月1日一部改正する。
令和2年3月6日一部改正する。
令和4年3月2日一部改正する。